実績紹介
土地の有効活用1
オーナーの想いをカタチにした、
赤坂エリアの低層賃貸マンション

都心の一等地である赤坂の土地を有効活用するために、オーナーが希望したのは賃貸マンションの建設でした。オーナーと連携しながらプランニングしたことで、タワーマンションが人気の地にありながら、入居希望の絶えない低層マンションが実現しました。
プロジェクト成功のポイント
- 想定する入居者層に最適な間取りやプランを策定
- "マンションの顔"といえる外観・共用部分にも、こだわりのデザイン
- 「住まうお客様を大切に」というオーナーの想いを体現
背景・課題
高層マンション建設不可の土地に、魅力的な低層賃貸マンションを
オーナーが、先代から受け継いだ土地の所在地は赤坂です。この界隈では、眺望を売りとしたタワーマンションが人気を博しています。オーナーからの依頼内容は、駐車場として利用していた土地に賃貸マンションを建設すること※ですが、都市計画の関係上、この土地に高層マンションを建設することはできません。
「機能や利便性だけでなく、建物のイメージを高めて、住む人々に喜んでいただくことが重要」。こうしたオーナーの意向に沿い、市場のニーズを捉えながら始まったのが、赤坂というエリアに相応しい住環境のマンションの企画です。収益とコストのバランスを考慮した低層マンション建設のプロジェクトがスタートしました。
駐車場利用者には、当社から駐車場専門の不動産会社をご紹介し、移転対応を行っています。
三井不動産レジデンシャルリースが提示した対応策
ニーズを明確にし、想定する入居者層に合わせた間取りに
三井不動産レジデンシャルリースの企画は、徹底した市場分析から始まります。まずは、この近辺にある自社管理物件の入居者属性を分析し、想定される入居者層をシングル・DINKSに定めました。間取りは、使い勝手の良い1LDK・2LDKを中心としています。リモートワークする入居者が多いことも考慮し、専有部は落ち着いて過ごせる空間とし、一部プランにはワークスペースも設置しました。

エントランスホールに、緑豊かな中庭。共用部でも差別化を
収益性に直結するレンタブル比を損なうことなく、差別化を図るために共用部のデザインにも工夫を凝らしています。開放感のある2層吹抜のエントランスホール、内廊下からも見下ろせる緑豊かな中庭を設け、都心とは思えないゆとりある空間を実現しました。また、オーナーのアイデアから、エントランスホールに絵画を飾り、季節ごとに絵画を入れ替える運用を採用。美術館のような空間を持つマンションというイメージ戦略も奏功し、現在も高稼働の状態が続いています。

物件データ
物件名 | グリーンレジデンス赤坂 |
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所在地 | 東京都港区赤坂7丁目5番43号 |
総戸数 | 74戸(賃貸戸数:74戸) |
竣工 | 2023年3月 |