実績紹介
土地の有効活用2
企業の本社跡地に上質な賃貸マンションを。賃貸経営の総合企画力でオーナーと連携

「ZEH-M Oriented※」認証を取得した大阪市の賃貸マンション。オーナーが目指したのは、建物の利便性だけでなく、省エネ性能と快適な生活空間を両立させた賃貸住宅でした。
市場調査から事業収支シミュレーション、間取りプランの提案など、総合的な企画力でオーナーと連携。管理戸数が120戸を超える建物でありながら、高稼働の状態が続く人気物件となっています。
プロジェクト成功のポイント
- 徹底した市場調査と総合的な企画力で、オーナーの想いを実現
- 関西エリア初、グループ仲介会社と協働で行ったリーシング
- 周辺の環境にも配慮した、建物の省エネルギー化への取り組み
背景・課題
法人オーナー所有の本社跡地に、快適な暮らしを実現する賃貸マンションを
オーナーは、大阪市に本社を構える老舗企業。グループ会社の本社移転に合わせ、跡地でどのような事業をするのかを検討していました。
敷地が広く想い入れのあるこの土地には、どのような建物がふさわしいのか。ホテルや病院なども候補に挙がる中、オーナーが最終的に選んだのは120戸を超える賃貸マンションです。「立地の利便性や建物のデザインだけでなく、快適な暮らしができる上質な賃貸マンションをつくりたい」。そう考えたオーナーは、省エネ性能と心地よい生活空間を両立させた建物にすることを決意します。
三井不動産レジデンシャルリースが提示した対応策
徹底した市場調査と、総合企画力で最適なプランを提案
まずは、徹底した市場調査をもとに、ボリューム図面のチェックや事業収支シミュレーションを実施。長期リスクに配慮した事業プランを提示し、安心感を持っていただいたことで、オーナーと当社とのサブリース契約が実現しました。
また、間取りや内装のカラープランは、当社の技術サポートチームが直接ご相談に応じながら、オーナーの要望を反映。1K~4LDKまでの幅広いニーズに応える住戸プランや、カラーバリエーションも3タイプを用意するなど、心地よい空間となるよう工夫を凝らしています。

グループ会社のレジデントファーストと連携したリーシング
三井不動産レジデンシャルリースグループの仲介会社、レジデントファーストと関西エリアで初めて協働でリーシング。都市の賃貸マンションの豊富な仲介実績を持つ同社が、入居者募集をサポートすることで、成約率の向上に繋がりました。

建物の省エネ性能と生活空間の快適性向上を両立させた賃貸マンション
本物件は、高層賃貸マンションでは大阪府で初めて「ZEH-M Oriented」認証を取得しています。断熱性能向上や高効率設備の導入によって、建物の省エネ性能と生活空間の快適性を向上。敷地内は行政基準の約2.5倍の緑化を行い、CO2の削減に加えて壁面緑化により緑視率を向上するなど、居住者だけでなく周辺の環境にも配慮しています。
ZEH-M Oriented
断熱性能の大幅な向上、高効率な設備システムの導入により、室内環境の質を維持しつつ大幅な省エネルギーを実現することで、共用部を含む住棟全体での一次エネルギー消費量を20%以上削減することを目指したマンションのことです。

物件データ
物件名 | アーバンドルフ天満 |
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所在地 | 大阪府大阪市北区同心2丁目10番8号 |
総戸数 | 128戸(賃貸戸数:122戸) |
竣工 | 2023年6月 |